確かに株主優待は人によって魅力的な優待サービスを受けられるという点で人気があります。しかし、通常の銘柄がダメなのかというと、それも違うと言えます。

株式のグラフ

株主優待には実に様々な種類のサービスが存在していますが、その中には自社サービスの優待券を株主優待にしているケースがあります。
自社サービスを優待にするということは、基本的には株主がそのサービスを利用していることを前提にしなければ魅力のある優待にはなり得ません。
そのためこの種類の優待の中には人気の有無が非常にはっきりと分かれるという特徴があるのです。
この様な優待を採用するかどうかは企業の判断によりますので自社サービスのユーザーに株主になってもらいたいという考えが強い場合にはこの様な対応を取ることもあります。

しかしながら株主優待券というスタイルでの優待でも広くユーザー以外にも人気が集まる種類のものも少なからず存在しています。
具体的には自社サービスの利用券や割引券であるという点は変わらないのですが、その権利を行使することが出来るのが株主本人でなくても良いという種類のものの場合には金券ショップで取引を行うことが出来るものもあります。
高い需要がある株主優待券の場合には金券としての取り扱いが可能なものもあり、人気を集めることになります。

その具体的なものとしては大手外食チェーンの食事券や大手航空会社の割引チケットなどいくつかの種類が存在しています。
株主本人がその優待の権利を行使しない場合は金券ショップに売却することでその権利を現金に換えることが出来るのです。
この様な仕組みが利用できる株主優待券は比較的高い人気を持つようになります。
人気もあって利用しやすいという優待にはこのような特徴が見受けられるのです。
優待券を売却を前提として受け取りたいと考えているのであれば、高値で取引されている優待券をあらかじめリサーチしておくのが良いでしょう。

しかしながら実際には株主本人しかその権利を行使することが出来ないケースや、誰もが利用できる一方で需要が極めて限定的なサービスの優待券などの場合には金券ショップでの取り扱いが行われないケースもあります。
その様な種類の優待の場合には如何に額面が大きかったとしても現金化することが難しい場合もあるのです。
優待券を配布する仕組みの銘柄に投資をする場合、その企業の提供しているサービスに直接的に魅力を感じていないのであれば良く考えて投資先を検討すべきです。
自社サービスの優待券の場合にはその額面が高く設定される傾向にありますが、必ずしもお得であると言いきれない状況にあることも少なくありません。